アイルランド
3度の蒸留が生む、驚くほどのなめらかさ。世界が再び注目する「アイリッシュウイスキー」
世界最古のウイスキー文化
アイリッシュウイスキーの歴史は、12世紀頃にアイルランドへ蒸留技術が伝わったことに始まるとされています。
修道士たちが持ち帰った蒸留法は「ウシュク・ベーハ(命の水)」と呼ばれ、やがて現在のウイスキーの原型となりました。
18〜19世紀にはダブリンを中心に多くの蒸留所が栄え、アイリッシュウイスキーは世界最大の生産量を誇るほどの人気を得ます。
しかし20世紀に入り、独立戦争や禁酒法、スコッチウイスキーの台頭などの影響で産業は大きく衰退しました。
近年では新しい蒸留所が次々と誕生し、伝統的な三回蒸留による滑らかな味わいとともに、再び世界中で注目を集めています。
人気のなめらかさの秘密 ― 3回蒸留
アイリッシュウイスキーの大きな特徴のひとつが、伝統的に行われる「3回蒸留」です。
多くのスコッチウイスキーが2回蒸留で造られるのに対し、アイリッシュウイスキーでは蒸留を3回行うことで、 アルコールの純度が高まり、軽やかで柔らかな口当たりになるのが特徴です。 ウイスキー特有の強い刺激が抑えらた3回蒸留の伝統こそが近年のアイリッシュウイスキーの人気の秘訣です。やさしく広がる香り
3回蒸留によって軽やかでやさしく広がる香りと、なめらかな口当たりが特徴です。
後味はすっきりとしており、軽やかな余韻が続くのが魅力。
そのバランスの良さからストレートやロックはもちろん、ハイボールでも香りや味わいが引き立ち、さまざまな飲み方で楽しめるウイスキーとして人気です。
